【必見!】世界遺産のカラフルな宮殿を訪れ、ユーラシア大陸の最果てに立つ
大学2年生の春休み、私はヨーロッパの一番西にある国、ポルトガルを初めて訪れました。ポルトガルを訪れた一番の理由、それは北緯38度47分 西経9度30分にある“ユーラシア大陸最西端”へ到達すること。
バックパック旅だったのでツアーなどはなく、個人的に世界遺産の街・シントラを経由し、ユーラシア大陸最西端のロカ岬へ。首都リスボンから日帰りで行ってきました!
リスボン市内中心部のロシオ駅から電車で約40分。
シントラに到着!ロシオ駅は始発、シントラ駅は終点なので安心して乗っていられました。
駅を出てすぐ、このようにカラフルで形の変わった可愛い家が何軒も並んでいました♪
シントラの見どころはなんと言ってもこのペーナ宮殿。
とても大きく、見る角度によって全然違うお城のようでした。
アニメに出てきそうな可愛らしい色と形をした外観は女子がときめく要素たっぷり♡
そして、そんなペーナ宮殿から見える景色。標高もあり、自然に囲まれた美しい街です。
ユネスコ世界遺産にも「シントラの文化的景観」として登録されています。夕日の時間が近付いてきたので急いでロカ岬へ。
シントラからはバスで約30〜40分程で到着します。ロカ岬へ行く人は他にもたくさんいるので降りそびれることはなかなかないはず。心配な人は運転手さんにロカ岬へ行く旨を伝えておきましょう。
観光案内所では“最西端到達証明書”というものを手に入れることができ、日付と名前入りで発行してくれます。5ユーロと10ユーロの2タイプがありましたが、どちらも素敵だったので欲張って両方とも発行してもらいました!
そんな証明書を手に入れたところでロカ岬のメインスポット、十字架のモニュメントにて撮影☆
このモニュメントにはポルトガルを代表する詩人、ルイス・デ・カモンイス氏の詩の一節「ここに地終わり、海始まる」という言葉が掲げられています。
崖の下は透き通る海。ここが最西端なんだと思うと感慨深く、なんだか不思議な気分になります。
崖沿いで若干恐れながらも、ユーラシア大陸最西端でジャンプ!
「ここに地終わり、海始まる」という言葉に相応しい大海原と広い空。息を飲むほど美しく、未だにこの場所を超える綺麗な空は見たことがありません。
夕日がまっすぐと海に沈んで行く姿は、改めて旅をしていて良かったと感じさせられる時間になりました。
“シントラ”で世界遺産の街並みやカラフルな宮殿を見て、ユーラシア大陸最果ての地“ロカ岬”で夕日とともに大海原を眺めて穏やかな時間を過ごす。
そんな素敵な1dayトリップができるこの場所に皆さんもぜひ訪れてみてくださいね♪