総工費550億円!世界一豪華で美しいと言われるモスク
今回はアブダビにある“Sheikh Zayed Grand Mosque Center<シェイク・ザイード・グランドモスク>”を特集させて頂きます。
先日お送りした記事『女子旅で訪れたい!アブダビで味わうアラビアンの魅力』の中では触れていませんでしたが、このモスクはアブダビを代表する有名な観光地であり、市民にとっては神聖なる地。
そんなシェイク・ザイード・グランドモスクにはなぜ世界中から人が集まるのか?その秘密に迫ります!
世界最大級の立派なシェイク・ザイード・グランドモスク。
アラブ首長国連邦を建国したUAEの父と呼ばれるシェイク・ザイード氏のために建てられた素晴らしいモスクです。
青く澄んだ空に純白の外壁。
「世界一豪華で美しい」との呼び声も高いこのモスクですが、実際に訪れてみると写真で見ただけでは味わえない吸い込まれるような美しさに、目を奪われます。
世界中から優秀なデザイナーを集めて作り、 細部までとことんこだわって作られた内装。
“豪華絢爛”とはまさにこのことを言うんだなと思わされる華やかなデザインです。
こちらはなんと、総勢1200名で織られた世界最大のペルシャ絨毯。モスクの大きな見どころの一つです。
もう一つの大きな見どころはこのシャンデリア。礼拝堂にいくつも飾られている世界最大のシャンデリアは直径10メートル、高さ15メートル、重量9トン以上と言われ、何百万個ものスワロフスキーが使用されています。
他にもこだわったデザインが多数あり、モスク内には花をモチーフにしたデザインが随所に見られます。
▲花をモチーフにしたシャンデリア
▲花のデザインが描かれた扉
▲花のデザインが壁や窓に
中東圏となると宗教上、肌を露出しないようにしなければならないので服装に不安を抱く人が多いですが、旅行者に関して言えば、ドバイやアブダビは全然大丈夫でした。
ただし、モスクはまた別。神聖な場所なので服装には注意しましょう!
このシェイク・ザーイド・グランドモスクでは身体を覆うアバヤ(民族衣装)をIDと引き換えに無料で貸し出ししてくれます。IDですが、パスポートは不可、免許証など写真付きのものであれば日本のものでも大丈夫。ですが、数には限りがあるようなので借りれないこともあるそうです。
なるべく肌を露出していない服装で行くのがベター。
ちなみにアブダビは公用語がアラビア語ですが、こちらのモスクでは英語表記もあるのでご安心を。
シェイク・ザイード・グランドモスク、いかがでしたか?大理石に金、スワロフスキーなどを使用しているため、総工費は550億円。これだけのお金をかけてこだわりが詰まった豪華なモスク、なかなかありませんよね!
元を取るためにさぞ入場料が高いんだろうな…と思いきや、なんと入場料は無料。そんな太っ腹なところも人々に愛される秘訣なのではないでしょうか。
素晴らしい美しさをみなさんもその目でぜひ!
以前ご紹介致しました『女子旅で訪れたい!アブダビで味わうアラビアンの魅力』記事と併せてご覧頂き、アブダビ旅行を計画してみては?