【南米旅】世界一標高の高い湖に浮かぶ島
南米にはペルーとボリビアをまたぐ大きなチチカカ湖という湖があります。標高なんと約3810mの場所に位置するチチカカ湖は世界で最も標高が高い場所にある湖として知られ(汽船の航行する湖として)、南米を代表とする有名な湖です!そんなチチカカ湖には大小40もの島が存在するのをみなさんはご存知でしょうか?今回はその島の一つ「ウロス島」をご紹介します。
現地ツアーを申込み、やってきたのはチチカカ湖のほとりにある乗船所。
ここからモーターボートに乗ってウロス島を目指します。
チチカカ湖の中でもアクセスがしやすいウロス島へは20分ほど。広いチチカカ湖の上をゆっくりと進みます。
太陽の光を浴びながら船上で寝転がるのが気持ち良い。
ウロス島らしき場所がだんだんと近付いてきました。
この変わった形の船はトトラという草で作られているもの。ウロス島ではトトラがとても重宝されています。なぜならこのトトラはとても万能で、先ほどの船に加えて島や家を造ることも、なんと食べることさえも出来るのです!
島に上陸し、トトラで出来た地面を歩きます。
湖の上に浮かんでいるので足元が常にゆらゆら揺れているのが不思議な感覚。
ウロス島の家を覗いてみると南米らしいカラフルな服が目につきます。
どのようにしてこの島ができているのか、人々はどのようにして生活をしているのかなどの話をしてくださる方がいるのですが、物を使って説明してくれるので言葉がわからなくてもここでの生活を知ることができます。
写真はトトラの根の部分。ここに刈り取って乾燥させた葉を束にして重ねていき、それを繰り返してこの島が出来ています。
女性は手作業で雑貨を作り、お土産として販売します。それを島を訪れた人が購入することで収入となるそう。
カラフルな雑貨たち。金額は言い値なので交渉次第。
島内にあるプチ展望台からはチチカカ湖に浮かぶウロス島の様子をしっかりと見ることができます。
ウロス島、チチカカ湖、そして遠くにはアンデス山脈!こうして見ても湖に浮かんでいる島とは思えず、改めてトトラの凄さや人々の知恵によって出来ている島なのだと感じます。
ウロス島へのツアーは20ソル程度でホテルまでの送迎もついています。他にもウロス島で一泊できるプランや周辺にあるタキーレ島、アマンタニ島まで行くツアーなども現地で組めるので、チチカカ湖へ行った際はぜひ訪れてみてくださいね!