ノーベル賞授賞式の晩餐会パーティー会場へ行ってみた!
毎年10月、世界が注目するノーベル賞が発表されますが、大変素晴らしいことに今年も日本人の方が受賞されました。そして、明後日12月10日にはスウェーデン・ストックホルムでノーベル賞授賞式が行われます。
授賞式のあとの晩餐会が行われる場所や歴代のノーベル賞を楽しみながら知ることができる博物館へ行ってきたので、今回はストックホルムでノーベル賞に大きく関係する場所についてご紹介します!
ストックホルム中央駅近くに位置するストックホルム市庁舎。この内部にはノーベル賞授賞式の後に行われる晩餐会やパーティー会場があります。
レンガ造りの大きな建物で、庭園が広がっています。
のんびりとした雰囲気の庭園は無料で誰でも入ることができ、ベンチに座って本を読む人の姿も。
市庁舎内はガイド付きのツアーのみ見学が可能で、毎時100クローナ(1300円程度)で案内をしてもらえます。前もって予約しておかなくても受付で時間を決めてチケットを買えば大丈夫ですが、人気スポットなので時間に余裕を持って受付しておきましょう。
こちらはノーベル賞晩餐会が行われる青の間。私が行った日はちょうどなにかの式典が行われるようで椅子が並べられていましたが、普段はがらんとした大きな広間になっています。
晩餐会ではここにテーブルが並べられ、1000人以上のノーベル賞受賞者、関係者が食事を楽しみます。
そして市議会場やいくつもの広間を見学し、最後に案内されるのが“黄金の間”。ここが晩餐会のあとにダンスパーティーが行われる広間です。全て金箔で包まれていて“黄金の間“の名にふさわしい輝きを放っています。
写真だと伝わりづらいですが、見たこともないような輝きで美しさに心が震えました…!
続いてやってきたのはガムラスタンというエリアにあるノーベル博物館。
博物館というと堅苦しい雰囲気ですが、このノーベル博物館は歴代の発明を楽しく知ることができ、また、光の使い方がとてもオシャレなので近未来感溢れる内装になっています。
歴代のノーベル賞を受賞した発明者の名前とともに発明品のディスプレイ。色々な物がノーベル賞として讃えられていたことをここに来て知り、驚きの連続!
発明されたものを体験できるコーナーもあります。
また、テレビなどで見たことがある方も多いと思いますが受賞者のサインとメッセージが入った椅子もあります。実はこの椅子はノーベル博物館内にあるカフェで使われていて誰でも座れる椅子。世界の受賞者が触れた椅子に座れるなんてとても贅沢ですよね!
こちらのカフェでは晩餐会で出されるデザートと同じ物を食べることができるのでこちらも貴重な経験になりますよ!
最後に、博物館へ来たらぜひお土産屋さんへ♪遊び心が詰まったお土産がたくさん置いてあります。
▲ノーベル賞の始まりとなるアルフレッド・ノーベルはダイナマイトを発明したことで知られていますが、ダイナマイトチョコレートもお土産として大人気!
▲ノーベル賞のメダルを象ったチョコレートは入れ物もオシャレなのでその後も使えそう!
「ノーベル賞の名前は知っているけどよくわからない」という方も意外といるのではないでしょうか?勉強して学ぶよりもストックホルムへ行って体感する方がずっと楽しく、興味を持って知ることができますよ!これをきっかけに訪れてみてはいかがでしょうか?