童話の世界に舞い込んだフランス・エズ村
南仏のコート・ダジュールやプロヴァンス地方には「鷲の巣村」と呼ばれる、山や崖の上にある中世の村が多数存在しています。その中でも有名なのがエズ村(Eze Village)。南仏の都市、ニースからのアクセスも良く、年間を通して観光客で賑わっています。エズ村は切り立った崖の上に位置していて、景色は抜群!青い海と心地良い風が最高で、フランスの美しさを改めて感じられる村です。
旅の拠点は南仏、ニースから。市内から出ている82番のバスに乗ってエズ村(Eze Village)行きで20〜30分。(ニース市内を抜けるまでの時間によって多少変動はあります)値段は1.5ユーロ!バス一本で行ける上に安いので旅行者には助かります。
▲エズ村の地図
高い丘の上にあるエズには石造りの家が並んでいて、かつては敵の侵入から村を守るためだった石の門や迷路のような細い道も探検をしているみたいで楽しい♪
▲エズ村には可愛らしい洋服や雑貨を売る店も多数ある
鷲が山や崖の上に巣を作るような様子に似ていることから「鷲の巣村」という名前が付きました。その名の通り、山に沿って建物が並んでいます。
村の頂上にはエズ熱帯庭園(Le Jardin Exotique)があり、地中海を望めます。
ベンチに座ってキャンバスを広げ、絵を描きたくなるような美しい眺め。
そして、エズ村の魅力は可愛らしい花で溢れていること。石造りの家がより花の色を美しく引き立たせています。
鮮やかな紫のブーゲンビリアと柔らかな黄色の壁。
村で出会った少女。建物の写真を撮っていた私の袖を引っ張ってカメラを指差し「Photo!Photo!」と言い、カメラを向けるとニッコリと可愛らしい笑顔を向けてくれました。撮った写真を見せると満足したのかすぐお母さんの元へ戻って行った天使のような少女でした。
今までフランス旅行は北にある都市へ行くことが多かったのですが、南仏の魅力を知ってしまい、これから南に行くことが増えそうな予感。まだ訪れたことのない方は是非足を運んでみてくださいね。