【絶景】ウユニから2泊3日、国境を越えてチリへ
今年もウユニ塩湖が鏡張りの絶景となるシーズンになりました。ウユニに関しては以前ご紹介した記事『ウユニ塩湖ってどんなところ?行く前に読んでおきたいウユニガイド』で書きましたが、ウユニ塩湖を堪能したその後!実は色々な楽しみ方があるんです。ボリビアから日本へ帰国する人もいれば、陸路でペルーやチリへ行く人も。様々なルートがありますが今回は数日かけてボリビアからチリへ向かった私の旅をご紹介します!
ウユニ塩湖を存分に堪能。この美しい絶景に別れを告げ、チリに向けて2泊3日の旅がスタートします。
ウユニ塩湖は基本的には自由に周ることはなく(とても広すぎるので迷子になってしまいます)ウユニ村に着いたらツアー会社へ出向いてそこで日帰りや数泊したい、等の希望を伝えれば行程を組んでくれます。
ウユニからチリへ行きたいこともここで伝えれば、ルートを考えてくれますよ!私は2泊3日で行きましたが、めぐるスポットによって日数は減らすことも増やすことも可能です。基本的にウユニ村の現地ツアーはかなり柔軟にルートを決められるので日数に制限のない人だとより楽しめます。
2泊3日を共に旅したのは偶然に乗り合わせた旅人たち。ブラジル人、スリランカ人、イスラエル人、ボリビア人ドライバー、そして日本人の私を含めた5ヵ国が一台の車に乗ってチリを目指します。
ボリビア人ドライバーのおじさんたちとも一緒に♪
走れども走れども続く岩や山脈に囲まれた道。空がとても広く感じる大自然の中を車で駆け抜けていきます。 観光スポットめぐりをするだけでなく、その道中でも見られる景色も貴重です。
標高4600mの砂漠地帯に突如現れた奇岩。ここはアルボル・デ・ピエドラという場所です。長い年月を経た風化によって個性的な形となった岩がゴロゴロと転がっています。
この岩、どうやってこんな形になったのだろう…?
誰かがギターを弾き始め、みんなで歌ったり。こういう時間は一人よりも大勢でいる方が楽しい♪
次に来た二つの場所は、著書『旅ガール、地球3周分のときめき』でもご紹介をしているこのルート一番の絶景!
一つ目はラグーナ・ベルデ。スペイン語でラグーナは湖、ベルデは緑色という意味。名前の通り緑色をした広い湖が広がっています。この色は銅鉱物を含む沈殿物によって色付いているのだそう。
二つ目はラグーナ・コロラダ。上に同じく、コロラダはスペイン語で赤色という意味。藻類の沈殿物と色素によって赤く色付いています。
この周辺には間欠泉がいくつもあり、温泉を楽しめます。日本から遠く離れた南米という場所で自然に囲まれて温泉に入っていることがなんだか不思議。(足湯だけでも大丈夫ですし、全身を浸かるなら水着を忘れずに!)
色々なスポットをめぐり、道路を走っていると最後に現れたのは小さな建物。ここはボリビアの出国審査場です。
長かったボリビアの旅もここまで。
そしてすぐ近くにあるのはチリの入国審査場です。
パスポートにスタンプを押され、無事にチリへ入国しました!
ウユニ塩湖の素晴らしさは既にみなさんご存知だと思いますが、その先にはまだまだ美しい場所がたくさんあります。せっかく遠いボリビアまで行くのなら、一緒に訪れてみてはいかがでしょうか?みなさんの旅の幅が広がりますように。